投稿日時 2024-07-25 10:19:36 投稿者 フル このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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『魔物から助けた弟子が美女剣士になって帰って来た話』より。 グリーズアッシュ荒野に隣接する小国『ベルファスト』が開発した兵器。 第三次千年戦争にて突出した戦力“数字持ちの軍隊(ナンバーズ・アーミー)”の一つに数えられた。 開発者はベルファストの技術研究長オズウェル・ハイマー。 とある禁術を人間に施す事で【オールデットワン】となる。成功率は9.1%。 50人の被検体に行われ、12人が【オールデットワン】となり、他国の軍隊が狙うグリーズアッシュ砦を数か月にわたって制圧維持をし続けた。 発動すれば理性も感情も全て停止し、敵を全て殺す殺りく兵器と化す。 単騎で一個大隊を退けた事もあり、『全死の一兵(オールデット)』と言われ“数字持ちの軍隊”の中でも特に危険視されていた。 ローハンを残し他は全滅。主に敵にやられたのではなく、暴走し、民間人や味方に攻撃を仕掛けた為に、ローハンが止める形で排除した。 ※能力 発動した瞬間、意識と理性を失い、無限の魔力、高い身体能力を常に発動し、高速再生を要する。 形態は3つのフェーズに別れており、素体のとなった者に応じて発現する能力が異なる。 特に厄介とされる能力は“再生”であり、受けたダメージを己の中にストックする事で万全の状態で常に戦闘を継続可能。ストックしたダメージは【オールデットワン】を解除した時に返ってくるが、己の寿命を使う事でなかったことに出来る。 元より【オールデットワン】は素の能力が高い事もあり、ダメージを負わせる事自体が困難。生半可な部隊では瞬く間に全滅であり、フェーズ2に移行した【オールデットワン】はゼウスでなければ止められなかった。 【オールデットワン】の解除は時間経過でしか不可能であり、発動すればするほど“自分”である時間が減り、次第に死ぬまで【オールデットワン】となる事が判明した。 【オールデットワン】を倒すには、寿命が尽きるまで致命傷を与え続けるしかない。 複雑な任務には向かず、拠点防衛の任務が適切だと判断される。 ローハンはゼウスの眷属となった事で【オールデットワン】を理解し、己の能力として完全に掌握した。 ※“数字持ちの軍隊” 【エレメントフォース】……異種族小隊。 【トライシスター】 ……エンジェル教団より、【聖女】が率いる小隊。 【ツインアイズ】 ……エルフの双子の狙撃手。 【オールデットワン】 ……第三次千年戦争における最悪の人災。 本編 https://kakuyomu.jp/works/16817330652583551341/episodes/16817330652583558457 |
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